予防歯科のススメ 2017年12月

予防歯科のススメ 2017年12月

歯茎が下がらないようにするには、どうすればいいでしょうか?

加齢による歯茎の下がりは、個人差はありますが多少起こります。異常な歯茎下がりを出来るだけ食い止めるためには、どのようなことを心掛けると良いのでしょうか?①ブラッシングの仕方に気をつけましょう:ブラッシングは歯茎に優しく 力を入れすぎないように行いましょう。また、歯ブラシの硬さは『かため』を使用せず、『ふつう』『やわらかめ』を選んで使用しましょう。最近は様々なメーカーから電動歯ブラシを発売していますが、パワーが強いため 誤った使い方をすると歯や歯茎をどんどん傷つけてしまいます。適切なブラッシング方法や力の入れ具合が分からないという人は 歯科医院で専門の歯科衛生士の個人に合ったブラッシング指導を受けてみることをお勧めします。②歯周病予防を心掛ける:もっとも歯茎を下がる原因は歯周病です。歯周病予防をしていくことが一番効果的であると言えます。歯周病予防のためには、毎日の歯ブラシによる歯磨きに加え、デンタルフロスを使い歯間部も清掃すること思考がなるべく溜まらないように間食を控えること、定期的に歯科医院に通って、歯科医師や専門の歯科衛生士による歯周病のチェックや自分ではできない歯石除去や歯のクリーニングをすることなどが何よりも大切です。③不適合な被せ物があれば取り替える:よく磨いているにも関わらず被せ物の周囲の歯茎が赤く腫れていたり、出血する、口臭があるによってという場合。必要な場合、一度被せ物を作成してみましょう。④歯ぎしり食いしばり対策をする:歯ぎしり、食いしばりの強い方は放置しておくと、歯そのものの寿命を短くしてしまいます。そのためマウスピースを歯科医院で作成し就寝中に装着するなど対策が必要となります。歯茎が下がると、ひどくなってしまってからはどうする事も出来なくなりますが、歯茎が下がる原因を知って対処していけば十分に予防が可能です。ぜひ参考にしてください。歯が長くなった?冷たいもので歯がしみる?そんな時は要注意です。病気が進行しているかもしれないのです

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