寝る前が最重要!お口のセルフケア

寝る前が最重要!お口のセルフケア

就寝前に取り入れたいお口のセルフケア

お口の汚れをしっかりと落とすために必要な歯磨き時間は最低でも1回につき3分かかると言われています。1日2~3回の歯磨きに3分以上もかけられない!と思われた方は少なくないかと思います。
ただ、むし歯や歯周病を予防するためにも、「就寝前」の歯磨きが重要です。今回は就寝前のセルフケアの必要性と方法についてご説明いたします。

就寝時にむし歯や歯周病は進行しやすい

寝ている間は、お口の中をきれいに保つ役割がある唾液の分泌が減少してしまうため、むし歯や歯周病のリスクが高まります。唾液の分泌量が少ないとお口の中の細菌が洗い流されないまま増殖し、起床時の口臭やお口のネバつきの原因にもなります。
就寝時にリスクが高まるからそこ、「就寝前」のお口のセルフケアが重要になります。

就寝前に効果的なお口のセルフケア

①歯間クリーニング

デンタルフロスや歯間ブラシなどで、日中についた歯の汚れをしっかり落としてください。歯磨きと合わせて行うことでお口の汚れを約8~9割も落とせると言われています。念入りにケアして、就寝時には汚れを残さないことが大切です。

②フッ素入りの歯磨き粉やジェルの使用

フッ素は市販の歯磨き粉の約9割に配合されており、むし歯菌が酸をつくるのを抑えて歯の修復機能を促す効果があります。むし歯に予防におすすめのフッ素ですが、お口をゆすぐことで効果が薄まってしまうので、少量の水で1回ゆすぐ程度にすると効果をお口にとどめやすくなります。

③マウスウォッシュ(洗口液)でお口の中を殺菌

歯磨き後に殺菌効果のあるマウスウォッシュを使用することで、細菌が増殖が抑えられます。マウスウォッシュにはブラッシングが必要な「液体歯磨き」と歯磨き後のケアに使用する「洗口液」の2種類あるので、購入時には注意が必要です。


セルフケアのタイミングは?就寝前っていつ?

「今日はもう何も食べない・飲まない!」というタイミングが一番効果的です。歯磨きの後には汚さないことが望ましいですが、就寝前にお水を飲みたい場合には歯磨きから30分は控えるようにしてください。日中の歯磨きも同様ですが、歯磨き粉などの成分をお口に留めることで効果が高まるため、ケア後30分は飲食を控えることをおすすめします。


続けられるセルフケアを取り入れよう!

セルフケアは継続することが最も重要です。3つのセルフケアをご紹介しましたが、続けられそうなものから、まずは取り入れてみてください。自分にとって簡単なケアから1つずつ取り入れて、継続的にセルフケアを行うことが大切です。
ケア方法などについても早良区のおおたデンタルクリニックにお気軽にご相談ください。

»一覧に戻る

カテゴリ