口内炎が痛い…!口内炎を早く治すポイントは?

口内炎が痛い…!口内炎を早く治すポイントは?

口内炎ができると痛みにより食事や会話などがしづらく、日常生活に影響がでてしまいます。口内炎の種類や原因、早く治すためのポイントをご紹介いたします。

口内炎の種類と主な原因

アフタ性口内炎

口内炎の中で最も多いのがアフタ性口内炎です。2~10㎜の赤く縁どられた白い腫瘍が口腔内に発生します。ストレスや睡眠・栄養不足が主な原因といわれていますが、はっきりとした原因はわかっておりません。

カタル性口内炎

口腔内の粘膜に赤い炎症や斑点、水ぶくれなどが発生する口内炎です。頬の内側を噛んでしまってできたキズや、食べ物や飲み物によるヤケドなど物理的な刺激が原因となり発生します。

その他の口内炎

口内炎には他にもウイルスや細菌が原因となり発生し、強い痛みや赤みが特徴の「ヘルペス性口内炎」や、カビ菌の増殖が原因で白い苔のような斑点が発生する「カンジダ性口内炎」などがあります。

口内炎を早く治す4つのポイント

1.十分に休息をとる

口内炎は身体が弱っているサインといわれるほど、ストレスや疲労などが発症の主な原因といわれています。そのため、口内炎を早く治すためには、休息を十分にとり抵抗力や免疫力を高めることが最も効果的です。短い時間でもリラックスして休息をとれるように、生活習慣や生活リズムを調えることが重要です。

2.口腔内を清潔にする

お口の中が汚れがたまっていると口内炎の治りも遅くなってしまいます。口内炎が痛み、うまく歯磨きができない場合は、うがいをこまめに行うなど清潔な状態を保てるようにしましょう。お口の中を普段以上に清潔にすることで口内炎の治りが早まります。

3.塗り薬や貼り薬を使用する

市販されているステロイドの塗り薬やパッチタイプの貼り薬を使って、口内炎の炎症を抑えることでも治りを早めることができます。その他にもスプレータイプのものやトローチなども炎症を抑える市販薬として売られているため、口内炎ができた部位や症状に合わせて使用してください。

4.ビタミンB群の摂取

ビタミンB群は身体の免疫力を高め、新陳代謝を促すため積極的に摂取することで口内炎の治りを早めます。口内炎が痛み、食事をとることも辛いこきにはサプリメントやビタミン剤によって摂取することも大切です。

口内炎が治らない場合は歯科医院へ!

口内炎は1週間~2週間で治ることがほとんどです。それ以上長引く場合や、口内炎が治っては再発を繰り返す場合には他の病気が潜んでいる可能性があります。口内炎に似ている病気には「口腔がん」などの病気もあるため注意が必要です。また、口内炎を発症する全身疾患である、ベーチェット病や帯状疱疹などの可能性もあるため、口内炎の治りが遅かったり、繰り返し口内炎になっている場合には歯科医院にて検査をおすすめいたします。

ストレスや栄養不足が原因で口内炎になることが多いですが、口内炎が早く治るように、また口内炎になりにくくするにはお口の環境を整えることが重要です。定期検診を3~6カ月に1回受診し、お口の環境を整えることで口内炎リスクを軽減しましょう。

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