予防歯科のススメ 2018年1月

予防歯科のススメ 2018年1月

『歯がしみる』時は、放置は危険。

歯がしみる?そんな時どうしますか?意外と放置されがちな『歯がしみる』という症状ですが、実は病気が隠れている場合があります。水道水が冷たくなると、歯磨きのうがいでしみるという方が多くなります。このようにしみるという症状は、主に冷たいもので発症しますが他にも温かいもの、甘いもの、酸っぱいもの、歯ブラシなどの機械的刺激で起こることもあります。今回は、このような『歯がしみる』という症状の引き起こされるメカニズムや原因にはどのようなものがあるのかについて報告します。『歯がしみる』メカニズム  しみるという状態は歯が健康な人でも神経が生きている限り感じる可能性はあります。例えば、アイスを食べたり、氷水を飲んだ場合、歯の内部の象牙質にある「象牙細管」の中を満たしている液体が外部との温度差によって動き、奥にある神経細胞を刺激するため「冷たい」という感覚を感じることになります。しかし、歯の表面が健康的なエナメル質で覆われている場合は、エナメル質がしっかり歯を守っているため、それほど強くしみることはありません。何らかの原因で歯の最表層にあるエナメル質のガードが不十分になったり、なくなってしまったりした場合に『強くしみる』というような症状が起こってきます。歯がしみる原因  歯がしみる原因としては、主に虫歯によるものと、知覚過敏が挙げられます。 虫歯が原因の場合 虫歯というのは、歯の表面についた歯垢に含まれる虫歯菌が酸を出し、その酸によって歯がだんだんと溶かされていっている状態です。虫歯がエナメル質表面で止まっていれば痛みやしみるという症状が出ることはありませんが、虫歯が進行して内部の象牙質に達すると、だんだんと冷たいものや甘いものでしみるようになってきます。虫歯の場合、虫歯が進行しているほど神経に刺激がしみやすくなり、神経自体も炎症を起こしてくるため、しみる症状もひどくなり、長く続く傾向があります。

 

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