黒い歯石は歯周病の危険サイン!早めの歯石除去を

黒い歯石は歯周病の危険サイン!早めの歯石除去を

黒い歯石は歯周病の危険サイン!早めの歯石除去を

クラープが硬化し歯石となって付着すると、むし歯や歯周病にかかりやすくなります。目に見える歯石は白~黄色っぽい色ですが、実は黒色の歯石も存在します。今回は、「黒い歯石」について詳しく説明します。

「白い歯石」と「黒い歯石」の特徴

歯石には、白い歯石と黒い歯石の2つの種類があり、それぞれに特徴があります。
また、口内クリーニング(PMTC・歯石除去)やフッ素塗布など、 年齢を重ねてもお口の健康をキープできるよう予防処置を行います

白い歯石の特徴

白い歯石は縁上歯石とも呼ばれ、歯ぐきより上に付着します。白い歯石は、下の前歯の裏側など、唾液線(唾液が分泌される管)に近い部分に付着しやすい特徴があります。

黒い歯石(縁下歯石)の特徴

黒い歯石は縁下歯石とも呼ばれ、歯ぐきより下に付着します。歯周ポケット内部の歯根面に付着し、血液や滲出液に含まれるミネラルがプラークに沈着し黒っぽい歯石になります。肉眼で確認ができず白い歯石よりも硬いため除去に手間と時間がかかる特徴があります。

「黒い歯石」は歯周病が悪化しているサイン

黒い歯石は、歯周病が進行して形成される3mm以上の歯周ポケットに付着します。健康な歯と歯ぐきの間にある歯肉溝と呼ばれる1~2mmの溝には黒い歯石が付着することはほとんどありません。

歯石の除去は、専門の歯科医院で

歯石をセルフケアで除去することは困難です。歯科院で、歯石除去専用の機器を使用したクリーニングが必要となります。

白い歯石(縁上歯石)の除去

白い歯石の除去はスケーリングと呼ばれ、手用と超音波用の2種類のスケーラーを使い分けながら歯石を除去していきます。通常、1回の処置でお口全体の歯石除去が完了します。

黒い歯石(縁下歯石)の除去

黒い歯石の除去は、SRP(スケーリング・ルートプレーニング)と呼ばれ、キュレットという器具を用い歯根面に付着した歯石を除去します。黒い歯石は硬いうえに目視できないため、1回の処置で除去できるのは4~6本程度で、全体の歯石除去には5~6回の通院が必要です。 また、4mm以上の深い歯周ポケットがありSRP処置で対応できない場合は、歯茎の一部を切開して歯石を除去するフラップ手術を行うこともあります。

歯石の放置は、むし歯や歯周病リスクを高めます

歯石が付着した歯にはプラークが溜まりやすく、むし歯や歯周病のリスクが大幅に高まります。定期的に歯科医院で歯石除去することを習慣にしましょう。

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